石綿含有建材について

アスベスト(石綿)の粉じん飛散の大きさ(発じん性)で大きく3つに分類されています。

レベル1  発じん性が著しく高い

石綿含有吹き付け材です。


耐火用として梁や柱等に吹付けてあります。

主にビルや立体駐車場、ボイラー室等に使用されています。

レベル2  発じん性が高い

保湿材・耐火被覆材・断熱材です。


レベル1より発じん性が低いですが、撤去時に飛散します。

ボイラー等のダクト部分等に使用されています。

レベル3  発じん性が比較的低い

その他アスベスト含有建材(成形板等)です。


内装材では壁材・天井材・床材、外装では屋根材・外壁・軒天に使用されています。

令和5年10月1日法改正により今までと変わる事

 2022年4月より石綿に関する事前調査結果を労働基準監督署および市区町村へ

 報告する制度がはじまりました。

 報告は「石綿事前調査結果報告システム」による電子申請で行います。

 

 2023年10月1日より

 事前調査をするものは資格が必要となります。
 また、事前調査が義務化となります。

 ・一般建築物石綿含有建材調査者

 ・特定建築物石綿含有建材調査者

 ・一戸建て等石綿含有建材調査者